2007.12.27 ミラン快勝、諸悪の根元、有馬、メール、そして1年の終わり
今年最後の日記である。11月末から12月はあっという間に過ぎた。もちろんいろいろあったのだが、あまり書く意欲がわかなかった。さらりと振り返っておこう。
まず11月後半に名古屋ブルーノートで杏里さんの公演を観た。それは素晴らしいものであったが、それについてはまたいつか機会があれば書きたい。良い時間を過ごしたのは確かだが、その時にいろいろと自分のことについても考えることが多かった、、、、とだけ書いておこう。
次に12月中旬にはサッカーのクラブワールドカップがあり、私の応援するACミランがイタリアから来たので、決勝戦を観に行った。横浜での決勝では当然のように快勝してみせた我がミラン。しかし私の周りの観客はカカ以外は知らないような人ばかり。試合が始まっても静かな観戦でちっとも盛り上がらなかった。したがって私一人で、ボールを持つ選手達のフルネームや愛称などを連呼しながら応援していた。ただ後半になったら、周りの人達も私の真似をして少しずつ叫んだりするようになっておもしろかった。インザーギの2ゴール、カカ、そして大好きなネスタのゴールまで生で観られて良かった。ただし相変わらずの間違った報道もあった。正しておくと、“ACミラン世界一”はこれを勝ったからではなく、6月のチャンピオンズリーグを勝った時に決まっていたこと。この大会はヨーロッパでは非常に低い価値しかない。だから毎年、ヨーロッパチャンピオンはぎりぎりに日本に来て、適当に試合をして、何度か南米に負けているのである。それはミランのライバルであるインテルのマンチーニ監督が今回も「我々がセリエAで真剣勝負している間に、ミランは日本まで親善試合に行っている!」とコメントしたことで明らかである。ただ今回のACミランは早めに来日して、ちゃんと勝ちに来たので、勝って当然であり、そのとおりになっただけである。この大会は欧州にとっては親善試合レベルなのである。だから“ボカが世界2位”も冗談じゃないし“浦和レッズ、世界3位”なんてお話にもならないのである。ミランの選手や監督が「ボカは強かった。」とか「レッズは良いチームだった。」などと言うのはいつもの社交辞令でしかない。ある選手が浦和レッズ戦の後に言った「これでまったく消耗することなく、決勝をやれる。」というのが本当のところである。ただレッズファンの為に言っておけば、中盤の3人がミラン戦後に「1点が5点、10点の重みに感じる。」「ミランは緩急をつけて、こちらの出方をみながらやっていた。非常に大きな差を感じた。」など、良いコメントを残していた。この3人はミランが5、60パーセントの力で最も楽な勝ち方で試合を終えようとしていた事に気づいたはずである。それに気づいたり、あらゆる面での差を感じる事ができただけでも、レッズは日本にしては良いクラブであると思う。ただしヨーロッパでは200番にも入れないであろうし、ボカにしても20番にも入れない。チャンピオンズリーグの2位が世界2位、ベスト4が世界の3、4位である。ともかくミランは日本にきて、良い試合を見せてくれたし、それを間近でみられて良かった。試合後イタリア人達に混じって、旗や発煙筒を持って新横浜の駅までプチパレードをした。日本には私以外にも多くのミランファンがいることもわかった。非常に寒かったが、とてもいい夜だった。
こうしてみると、私が遊んでばかりいるように思われるかもしれないが、実は11月から12月で仕事を休んだのは、この時だけ。あとは1日も休まずに仕事をしていたのである。今年は忘年会や友達との飲み会でさえ、1度も行けなかった。すべては仕事の為。そしてその大半は「風花ゴールド」の為である。その原稿書きから校正、仕上げ、さらに読者投稿の選別、あとがきなどの作成。また一斉発送から、その後の毎日の注文の対応。そして一番ストレスを感じる数々のトラブル。この1ヶ月に限らず、今年は1年中ずっとそれに苦しめられた。私の周りのある人は「風花ゴールドこそ諸悪の根元。その為にほとんど時間を取られて、風花さんは何も出来なくなってしまっている。もう止めたら。」と言った。
確かにそうである。“諸悪の根元”とは極端だが、当たっている。今月は特に郵便事情の悪さから、「着いた、着かない」のトラブルが多かった。早い人には11日頃から送ったりしたのだが、それでもこの結果だった。もちろんそれだけではない。例えばある人はメール便で送ると「転居先不明」で返ってきた。申し込みから3日後に引っ越すはずがない。今度は郵便の配達記録郵便で送って記録番号をネットで追跡した。そうしたらそこに住んでいたようだが、不在で受け取らず。2度目の配達も同じ。以下、郵便局が不在表を入れて、取りに来てくれるように要請した。しかしそれは現在でも不届けになっている。このままいけば私の会社に戻って来ることだろう。しかし電話番号も書いてないため、こちらとしてもこれ以上追跡もしようもない。まったくどうしようもないのである。「風花ゴールド」の8~13号とバックナンバー3号を申し込まれた東京都文京区のKYさん、これをみたら郵便の届く住所をお知らせください。困っております!!
もちろんその他、トラブル続きの「風花ゴールド」であるが、既に来年の分も申し込みはかなりあり、今更止められない。今後も続けるが、来年は隔月にしたので、そのあたりでうまく調整してやっていきたい。諸悪の根元がそうでなくなるように、皆さんの協力をお願いするしかない。
そして先週の「有馬記念」。これも今更もう何を言っても仕方がない。完敗、惨敗。私も最初は昨年の10分の1の予定を、結局は全国の携帯会員やQ2ファンと喜びあるいは悲しみを共有しようと昨年の3分の1くらいの金額を買ってしまった。結果は知ってのとおり。世間一般で言う大金を失った。会員さん達は知ってみえることだが、この週私は前日の「中山大障害」を軸馬1着、馬単4470円、3連複3520円などを含む準パーフェックト的中(3連単以外全部的中)。さらに「クリスマスカップ」では馬単3280円、3連複9550円、そして3連単39770円の約4万馬券を含むパーフェックト的中。「ラ杯2歳S」も枠、馬を狙いの2点目で快勝と3連複の的中。さらに「有馬記念」当日の阪神メイン「ベテルギウスS」を3連複14310円の万馬券と3連単71160円の7万馬券を含む準パーフェックト的中(馬単のみ裏目)。これだけ予想で的中させながら、「有馬記念」のたった1つの負けで、金額的にも気分的にも大敗北になった。今年最後の競馬はまさに最悪の幕切れだった。皆さんの期待を裏切ってしまい、この場を借りてお詫びしたい。申し訳なかった。
「有馬記念」の後、私はある人に会ってかなりぼやいてしまった。「今年は、本を2冊出せたこと以外は何一ついいことがなかった。まったく悪い年だった。最悪だった。」と。有馬の敗戦のショックもあったが、ある部分では正直な感想だった。ミランのCL(チャンピオンズリーグ)優勝や、中日の日本一などがあって、世間一般的に言えば、楽しんでいるように見えるかもしれないが、自分の目指す楽しい毎日や目標を持った毎日にはほど遠い1年であった。イライラ、焦燥感、不本意極まりない毎日を過ごした。病院に行った回数も多かった。また仕事面でも夏のツアーは良かったが、「風花ゴールド」やダービーの敗戦などに流されたまま終わってしまった感が強い。そこへこの有馬である。ダメな1年、くだらない1年を過ごしてしまったという気持ちだった。私のそのぼやきをその人は黙って全部聞いてくれた。
そして深夜にその人からメールが来た。それにはこう書いてあった。「私は真剣に聞いてあげることしかできないし、あんまりいいアドバイスができなかったかもしれないけど、今年もいい年だったと思うよ。悪い年なんてないし、生きている限りいい年です。生きられない人や障害を持った人、、、などに比べれば、ただ元気でいきていることが幸せだよ!」と。それは私の心に滲みた。まさしくそのとおりなのである。何を言っていたのだろう私は。年齢の割にはかなり辛い人生を頑張って生きてきたその人らしいメールだった。そしてその人とそのメールは私の間違いを正してくれたのだった。
というわけで今年も終わり。1年間どうもありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。みなさん良いお年をお迎えください。(No83 了)風花良