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2007.10.16 「秋華賞」の結果と新刊本の訂正

 一昨日終わったばかりの「秋華賞」は半分は満足、半分は痛恨だった。満足する部分は私が当日予想であげた5頭が、1着から5着、つまり予想に入れた馬しか走らなかったこと。いわゆる3強、ウオッカ、ダイワスカーレット、ベッラレイアだけでなく、レインダンス、ラブカーナまでが必要であって、逆にそれ以外の馬であるローブデコルテやピンクカメオ、ザレマなどはサインがほとんどなくて可能性は限りなく低かったということを読めたというのが満足ではあった。

 ただ5頭の順番が違ったので、馬単や3連単の高配当を逃してしまった。これが痛恨ではあった。私のファンの方々も残念であったことだろう。しかし馬単や3連単予想の2着欄にしっかりとレインダンスを入れておいたから、実力は示せたとは思う。もちろんそれだけに悔しいのだが。それでも枠連やワイドの低配当だけでなく3連複は当てておいた。その13-16-17の3連複が4640円という高配当であったから、それを取ってもらった人は負けなかったかと思う。私も3連複は3連単の何倍か買ったから4640円は非常にありがたく、負けはなかった。

 そして的中、不的中以上に、もっとも良かったことはちゃんとした「秋華賞」であったことである。世間一般的に言えば3強で決まらなかったことで、意外な結果に見えるかもしれないが、私的には順当なすぎるほどの結果である。それはもちろん終わってから言っているのではない。それを私のファンの皆さんは知ってみえるはずである。

 とりわけレインダンスについては9月15日に発売した「風花ゴールド」第5号で書いておいた。この原稿を書いたのは8月末。つまりそに時点で既にレインダンスは「秋華賞」で最低でも押さえには絶対に必要な馬であると考えていた私なのである。その理由もそこ(「風花ゴールド」第5号)に詳しく書いておいた。こういうのは単行本にも書けないレベルの話であるし、発売数が多くて誰でも見られた以前の全国誌「競馬ゴールド」でも書けない話である。手作りの「風花ゴールド」ならではのものだ。「風花ゴールド」の3000円は確かに高くみえるかもしれないが、買ってくれる方々は3000円でもけっして高くないと言ってくれる人が大半である。それだけの内容にしてあるのである。

 一方9月末に発売したCDにはラスト近くに「武豊の隣枠」の話を入れておいた。“あるレースに限って「武豊の隣枠」が1着がある”と。そして「秋華賞」もそのとおりになった。それを知っていながらダイワの単を頭にしなかった私も私だが、CD購入者の中にはこれで取ってもらった方がみえるかもしれない。

 あとは新刊単行本に書いた「秋華賞」の項で“7番人気馬が2着”になる可能性が出てくるはずである。レインダンスは7番人気だった。また“13番の1着”も納得できるはず。つまり単行本の予想もほぼズバリであった。「風花ゴールド」、CD、単行本はすべて違った方向からのサインなのに、指し示した方向にダイワスカーレットとレインダンスがいたわけで、どれも貴重な話であったことがわかってもらえたと思う。そういった意味で私の予想、予言どおりであり、順当でちゃんとした「秋華賞」であったと言えるのである。結果は枠連、ワイドと3連複のみの的中であるが、方向性はすべて正しかったので、気分的には「スプリンターズS」に続いて連勝。この調子で以後のGⅠ、JpnⅠも頑張りたい。

 あとは少し報告を。まずご注文の方々にはそろそろ届いているはずの「風花ゴールド」第6号(10月15日発売ですが13日に一斉に郵送しました)について。「天皇賞・秋」の話の中にファストタテヤマのことが書いてあるが、残念ながらこの馬は先週引退。10月初めに「京都大賞典」が引退レースであることを知ったが、すでに原稿は印刷所に行っていて訂正出来ず。したがってこれは使えず。ただそのサインは来年以降の為に覚えておいてほしい。またその他は良い話を書いたはずなので、今月号もしっかりと読んでおいてほしい。また読者投稿にも非常に良いものがあるので、それもしっかりと参考にしてほしいと思う。

 一方最新の単行本は既に出回っていて、今回も数々のネット書店などで競馬本売り上げ1位になったりしている。ありがたいことである。キャスト理論については難しい部分もあるとは思うが、研究次第で強力な作戦になりうるものである。またその作業は競馬ファンにとって楽しいものであると思う。つまり楽しみながら実力向上を目指せると思うので、取り組んでほしい必勝法の一つだ。私自身も大昔に数々の必勝法を試したのだが、例えばオッズや数字のみを使った作戦は本当に味気なかった。楽しみの度合いが薄いのである。それでも勝てれば良い。的中したときは我慢できる。しかし不的中の時の味気なさは最低だった。したがって私が数字関係の研究を打ち切ったのは、それも理由の一つである。あとはもちろん今の方法の方がはるかに優秀であると思っているからでもあるが。また今回の本は秋のGⅠ、JpnⅠの作戦はかなり掘り下げて書いてある。今後の為にも保存版としていただければ幸いである。

 ただ1カ所、誤植がある。それは“あとがき”の部分。競馬に関するページではないが、私としては大切なことを書いたあとがきなので、みなさんには伝えておきたい。それは280ページの15行目(後ろから3行目)である。以下のように訂正しておいてほしい。

単行本「風花良の馬券的中サイン 勝利の完全法則」 P280 15行目
(誤)つまり100人電話すれば、10人くらいは会ってくれるというわけ
(正)つまり100人電話すれば、1人くらいは会ってくれるというわけ

 こうしてほしい。10人→1人へ直してほしいのである。これは最初の私の原稿の段階では“1人”であり、校正の段階でも“1人”だったはずである。しかし本になったら“10人”に変えられていた。つまり最終段階で誰かが「10人の間違いだろう」と判断して直したのだと思う。したがって厳密にえば誤植ではない。
 私としては「100人電話して、話をしてくれるのが10人。その10人の中で会ってくれるのが1人、つまりは100人電話して会ってくれるのが1人」ということを言いたかったのだが、編集の誰かが勘違いして勝手に直されたのだろう。不本意である。

 本を持っていない人には何の話かわからなくて申し訳ない。私のかつての仕事の話なのだが、営業マンの仕事の話としては重要なところ。100人電話して10人会えれば、それはたいして厳しい仕事ではない。100人中で1人しか会えないからこそ厳しい仕事であったのだ。そのあたりを誤解されたくないのでここで訂正しておいた。

 この話、いっさい作り話のない実話であり、私の思い出の話。まだの人は是非読んでいただきたい。競馬の話と同じくらい、自分の大切な思いを書いておいたつもりである。今回の本も感想をお聞かせいただければ嬉しいことである。 (No.81 了)風花良