2006.12.27 平成18年終了。「競馬ゴールド」さようなら、ディープインパクトさようなら
まず「有馬記念」を振り返る前に、言っておかなければならないのは、「競馬ゴールド」誌の休刊である。今月の16日発売号をもって最後となった。私の連載「リーマン馬券師の挑戦」も204回をもって終了。
私の感想等については、その最終の原稿に書いたとおりである。今さら繰り返すことはないが、ともかく「競馬ゴールド」は私の人生を変えてくれたかけがえのないものだった。それは読んでいただければわかると思う。
まあここは個人の日記だから、原稿以外の話を書いておこう。11月に東京で、仲のいいT氏と話した時に、お互いの意見がいろいろ出たのだが、それを少し。私が書き始めた平成5年頃はいわゆる血統、スピード指数等のオモテ読みを中心に、現役予想屋の方のページや、占い予想、さらに読み物等もバラエティにとんでいた。特に読み物としては「亀造劇場」というのがあって、私も好きだった。“思い出に愛、降る”“だからこそルドルフ”確かそんなタイトルの月があって、最高だった。一度暇ができたら探してみようと思う。そしてサイン読みの大御所の高本公夫氏も書いてみえた。つまりは必勝法も非常に多くの手法が満載、読み物のレベルも高かった。
その中で私が書き始めて、自分で言うのもなんだが、毎月連載は大好評と言われた。いつしか「競馬ゴールド」は大きなサイズになり、さらに月に2回発売となった。その頃は忙しかったが、私の予想や単行本も第一期黄金時代のように売れに売れた。あれほど多くのファンがいた時代は二度と来ないだろう。夢のような毎月だった。
しかしある時期を境に「競馬ゴールド」は変わってきた。もちろんメンバーが時期とともに変わっていくのは、仕方ないのであるが、それだけではない。T氏とも話したが、ある時期から番組表解読の手法の方々が非常に増えてきたのである。そしてそれと共に、他の必勝法の方々が減っていった。私は番組表解読が悪いと言っているのではない。中にはわずかだが、正しいと思われる道を行っている方々もみえると思う。しかし多くなりすぎて、それぞれが違う結論で、また中には自分だけが正しいと毎月のように主張するような書き方の人が目立った。それを読んだ読者はかなり不快感を感じると思われた。その頃から私は、「競馬ゴールド」が変な方向に行ったり、読者を減らしたりしなければよいが、、、と危惧していたのである。もちろんこれはあくまでも私見。間違っているかもしれない。しかし私はそう思っている。その後、値上げがあったり、紙面が何度か変わっていったりした。また途中から月刊に戻った。
T氏も言われた。「結局、我々はサインだが、他にも多くの必勝法が載ってなければダメなんだ。だって日本中に多くの競馬ファンがそれぞれの方法で競馬やってるのだから。いろんな方法の人に雑誌を買ってもらって、その中から好きな買い方や方法をみんなにみつけてもらうんだ。」まさにそのとおりである。それを人の悪口ばかりをいう人や、番組表の人ばかりを新しく加えていったことが良くなかったのではないかというのが私見である。
またこれもT氏と話したが、サイン読みとしてもいい人が育たなかったというのもあるだろう。T氏がみずから降りてしまってからは、本当にサインの分野でいい人は出現しなかった。レベルの低い人が新しく加わってもだめなのである。中には酷いのもあった。最近も某氏が「あれひどいですね」と言われたのがある。これも同感。また最終回でも読者や編集者に対してお礼の一言も無いライターも何人かいた。これは、レベル以前の人間としての問題。誰と誰とは書かないが、皆さんも見ればすぐわかるだろう。今後のためにチェックしておいてもいいだろう。まあ残念だが仕方なしでもある。人それぞれなのだから。「風花さん、一人でここまでよく書き続けたよな。」とT氏は言ってくれた。そのことは嬉しかった。
ともあれ「競馬ゴールド」は終わった。これも時代の流れである。来年からはまた、新たな道を探していきたい。最終回に書いたように、一人「風花ゴールド」というものも、要望が多ければ考えたい。ファンの皆さんも、なにか企画等で意見があったら、聞かせてもらえればと思う。皆さんに長い間の「競馬ゴールド」および連載「リーマン馬券師の挑戦」のご愛読を深く感謝したい。ありがとうございました。
さて24日は中山へ行ってきた。歴史に残るディープインパクトのラストランと引退式をしっかりと見届けてきた。もう皆さん知ってのとおりだが、素晴らしいレースだったし、最高の雰囲気の引退式だった。ディープインパクト、武豊騎手、池江泰郎調教師、その他関係者の皆さんに、感動をありがとうと言いたい。
サイン読みの神様?(もちろん冗談。自分ではまったく神だなどと思っていない・笑)としては特定の馬や騎手、厩舎などを応援はしないのだが、ディープインパクトには馬券でさんざん良い思いをさせてもらったし、もう今後これほど大量に馬券を買い続ける馬はもうでないだろうから、ディープは私の人生でももっとも馬券を買った馬として、永遠に記憶に残る。そういう意味も含めての大感謝である。
特にいつも壊さないようにしながら、尚かつ結果を残す騎乗を繰り返した武豊騎手に大拍手を贈りたい。お見事でした。そして馬券をいつもお金に換えてくれてありがとうと。純粋な競馬ファンが聞いたら怒るかもしれないが、私だってディープインパクトは好きだったし、どこの誰よりも多くディープインパクトの馬券を買ったのだから、誰にも文句は言わせない。ディープインパクトよ、ありがとう。そしてお疲れ様。
そういえば前回の日記で「天皇賞・秋」以降のGⅠは6勝1敗と書いたらクレームがきた。「1敗とはJCダートのことなのでしょうが、シーキングザダイヤが2着と予告し、さらにフィールドルージュとのワイドが必殺の2点目で的中してるではないですか。7勝0敗にしてください」と。しかし私はワイドだけの的中は不的中といつも思っているので、これはやはり不的中とカウントしたい。そのかわりといっては変だが、12月17日のGⅡで第1回の「阪神カップ」も枠連2470円、馬連5390円、ワイド930円、3連複12450円も的中させておいた。
さらに12月23日は3レース予想して、まず「中山大障害(J・GⅠ)」を枠連2点目1380円、馬連2点目1180円、ワイド550円、馬単2890円、3連単12080円の大的中。さらに「クリスマスカップ」を枠連2点目570円、馬連2点目590円、ワイド上位3つ250円、550円、750円、3連複1700円、3連単5490円を的中。最後は「ラ杯2歳S(GⅡ)」を枠連1点目360円、馬連1点目560円、ワイド上位3つ、200円、350円、150円、馬単880円、3連複660円、3連単2370円と安かったがこれもパーフェクト的中。まるで嘘のようだが、日本中のQ2を聞いてくれている方々と携帯会員の方々が証人である。
そしてラストの「有馬記念(GⅠ)」を枠連1000円、馬連1070円、ワイド2つ、570円と330円、馬単1210円、3連複2890円、3連単9680円のスーパーパーフェクト的中。ディープインパクトからでこの配当こそ主催者からのクリスマスプレゼントであった。ポイントはただ2つ。ドリームパスポートを相手上位に入れないことと、ポップロックを入れること。これだけで取れるレースだったが、競馬場の雰囲気を見ると、多くのファンがドリームパスポートを買っていて、ポップロックを買っていなかった。解説はここではしないが、ドリームパスポートを1、2番手などの上位にした人はまだまだ素人である。そんな人についていってもダメですよ。私についてきてください、来年も。
そんな訳で今年は最高の形で終了。本当に良かった。イタリアのワールドカップ優勝やフランスまで行った、ディープインパクトの「凱旋門賞」観戦をはじめとして、公私ともに本当に多くのことがあった平成18年も終わり。「競馬ゴールド」さようなら。ディープインパクトさようなら。平成18年さようなら。そして皆さん、良いお年を。(No73 了)風花良