2006.3.22 32年ぶりの金閣寺
先日、突然、沖縄の友達から電話があり、友達と旅行で京都に来ているという。会えないかと言われたので、行ってきた。
名古屋から京都までは、新幹線のぞみで36分。乗ってしまえば近い。しかし私は京都競馬場以外はほとんど行ったことがない。私のまわりでは、昔、新しい彼女が出来るとすぐに京都にデートで連れていく男がいたが、私はそんな経験はないから、京都で観光などほとんどしたことがない。唯一あるのは、小学校の修学旅行で行ったくらいである。
名古屋を午後に出て、京都に着いたのは午後2時。うちなんちゅ(沖縄の方言、沖縄人の意味)の二人と会ったのは地下鉄、三条の烏丸御池である。そこからまずは金閣寺に行った。なんとも懐かしい感じがした。当然である。私にとっては小学校以来なんと32年ぶりの金閣寺なのだ。寺の前の池はこんなに小さかったのか?しかし光り輝く金色は色あせてなく、相変わらず美しかった。友達は生まれて初めての金閣寺に感動したようだった。その後は茶店でわらび餅や団子を食べた。黒ごま団子が美味だった。
その後のタクシーの中で運転手に、沖縄の友は言った。「桜はまだ咲かないのですか?京都の桜の景色見たかったんですけど。」「桜は4月ですよ。まだとても、、、」と運転手。「そうですか。沖縄では1月に咲いて、もうとっくに散っているのに、、、。」「えっ、1月に桜が咲く!?」「そうですよ。ところでこちらは寒いですね」「でも今日は16度。今年一番暖かい日ですよ。」「これで??」「信じられない。沖縄出てくるときは半袖だったのに」「えっ、半袖!?」私は口を挟まなかった。だって楽しいやりとりであったから。
続いて清水寺に行った。坂道を登って本堂へ。ここも32年ぶりである。清水の舞台とはこんなに小さかったのか?やはり小学生の私は小さかったのである。それでも十分にここも感動した。沖縄人も大喜び。写真を撮りまくっていた。
そうして日が暮れた。あとは八坂神社の近くの京料理の店に行って、ちょっと贅沢な京料理の夕食にした。美味しい懐石料理を久しぶりに食べることが出来た。三人とも大満足。京都話、名古屋話、そして沖縄話の花が咲いた。
午後9時、私は沖縄の友と固い再会の約束をして、一人新幹線で名古屋に帰ってきた。
日帰りのわずかな京都観光。本当につかの間のひとときだったが、かなり楽しかった。私の子供の頃は遠かった京都が、今は日帰りでこんなにも簡単に行けるのである。子供の頃は歴史が好きだった私である。東寺、三十三間堂、平安神宮、平等院、、、、まだまだ行きたいところばかりだ。盲点になって忘れていたのである。それを思い出させてくれた友に感謝である。
また近いうちに京都に行ってみたい。もっとも「その前に沖縄に来てよ。」と言われそうだが(笑)。まさに持つべきものは、、、、である。(No55 了)風花良