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2006.3.10 新刊単行本、発売決定!!

 既にご存知の方もみえるかもしれないが、私の最新の単行本の発売が決定した。発売は3月16日(予定)で、タイトルは「万馬券大的中! 激走サイン超解読法」。定価は2200円(+税)で、出版社は日本文芸社である。

 1月、2月の日記で「ほとんど外出できないほど忙しい」と書いていたのはこの本の作成に明け暮れていたからである。今回はその作成過程を少し書いておこう。
 
 まず、出版社さんから打診があったのは昨年の10月。昨年夏に出した前著が好調な売れ行きであった為で、その時は次はまだ先にしたかったので迷ったが、11月に構成案を打診されて、書くことに決めた。この時期に会議に通してもらわないと、3月には出せない。つまり約5ヶ月前に決めないと出せないし、逆に言えば、出すと決めても2、3ヶ月では本にはならないのである。
 
 さて構成案は11月の会議を通った。次は執筆である。GⅠレースの終わった12月の下旬から時間を作って書き始めて、その後は正月、年始を会社と家の往復以外はコンビニや郵便局以外どこも行かずにひたすら原稿を書き、まず1月15日までに400字詰め原稿用紙で102枚書いて、送った。これでまず約3分の1。いっぺんに全部送るのではなく、部分部分で書けたらすぐ送るのである。

 さらに編集担当者と何度も打ち合わせしながら、原稿を書き続ける。もちろんその間も、毎週の予想もあれば、『競馬ゴールド』の原稿もあるし、会社関係の雑務も毎日のようにある。必然的に娯楽や睡眠時間を削る日々となる訳だ。したがってストレスもあれば、いらいらもあり、この原稿執筆中は人にもあまり会いたくないし、電話もしたくない。へたに電話で話したりすると、頭の中で組み立てていた文章の流れが切れて、思い出せなくなったりするのである。このあたりは本を書いたことがある人にしかわからないと思う。原稿用紙10枚そこそこの雑誌などとは違うのである。

 そうして続く149枚を1月29日に送った。しかしそれで終わりではない。さらに前書きと後書きで20枚、袋とじで15枚。また読者の馬券のページなども作った。また巻末の騎手、調教師名簿も新しいのを作成。それらを送ったのが2月8日だった。ほとんど担当者との打ち合わせどおり。今回も苦しみながらも、締め切り日をしっかりと守った私である。

 これで原稿は終わったがまだまだ先は長い。入れ替わりに校正用のゲラがまず半分来た。これをひたすら校正する。出来てきたゲラと元の原稿とを照合するのだが、普通に読んではダメ。丹念に1字1句見なければならない。なぜならゲラの作成者によって、非常に間違いが多い場合もあるからだ。例えば作成者が競馬を知らない場合などは、騎手が全部、旗手になっていたり、桜花章、天皇章などと賞が章になっているとか、漢字の間違いや、ひらがなの間違いもざらにある。さらに馬名の誤植も多い。ネオユニヴァースがネオユニバーズになっていたりするのである。それらをすべて間違い探しして、赤字で直していく。ひどいときは1ページでさえも赤字でいっぱいになる。つまりは原稿1枚1枚、かなりの時間がかかる作業なのである。今回はディープインパクトがディープインパークトになっていたりした。(もちろん1つや2つではない。)ただ比較的誤植の少ない人が作成してくれたようで、非常に助かった。

 そして半分の分の校正が終わるころ、また次のゲラが届く。校正とは地味で大変な作業だが、これによって良い本が出来るかどうかが決まるので、私はいつも時間をかけて校正に取り組んでいる。そして一度目の校正(これを初校という)が終わり、すべて送り返した。すると数日後に2度目の校正分が到着。これで前回の赤字分が直ったかをチェックしながら、新たに書き加えた部分とか、見出しを変えた部分とかをさらに校正する。(これは再校という)

 そんなこんなで、やっと再校が終わったのが2月の最終週。あとは担当者と最後のやりとりをする。読者プレゼントをどうするかとか、契約内容や契約書のこととか、最後の詰めをする。そうして2月いっぱいで私の手から離れて、私の仕事は完了。後は本が出来るのを待つばかりとなったのである。

 3月に入り先日、担当者から連絡があり、本のタイトルや定価、発売日などを聞いた。それは最初に書いたとおりである。予定どおり3月中旬に発売が決定。頑張って作成した甲斐があったというものである。
 
 内容については、ここではふれないが、今回も力一杯書いた本である。2200円と定価はやや高いが、ちまたの低レベルの馬券本の大半が1400円の最近である。それらに比べれば10000円でも安いはずだと自負している。是非今回も、前著と同じくらいのご愛顧をいただければと思う。どうぞよろしくお願いします。 (No54 了)風花良